CS2のping改善:サーバー選び・パケットロス・ジッター対策 — Skinory
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設定・ネットワーク

CS2のpingを下げるには:遅延や急なラグを切り分ける

まずは接続先サーバー、有線接続、バックグラウンド通信を確認しましょう。改善しなければ、どこで遅延が生じているかを切り分けます。設定を一度に変えず、1つずつ試して比較するための手順です。

9分で読めます
安定したCS2サーバー接続と通信遅延のグラフ

最初に試す3つのこと

  1. 1
    現在の状態を記録する

    同じサーバーで5〜10分プレイし、普段のping、最大値、引っかかりが起きるタイミングを記録します。比較には同じサーバーと近い時間帯を使います。

  2. 2
    ほかの通信を止める

    Steamのダウンロード、ファイル共有、クラウド同期、画面共有を一時停止します。家族の端末や、動画をアップロードしているスマートフォンも確認してください。

  3. 3
    接続方法を比較する

    有線LANで同じテストを行い、その後で別の近隣サーバーを試します。原因が分かるように、変える条件は1つずつにします。

ping・パケットロス・ジッター・FPSを区別する

設定 → ゲーム → テレメトリでpingとフレーム時間を常時表示します。通信のバッファリングは遅延と引き換えに動きを安定させる設定で、マッチメイキングのping上限は接続候補を絞る設定です。Valveの説明 も確認してください。

症状最初に確認すること
常にpingが高いサーバーや通信経路を比較し、可能なら別回線でも試す
ダウンロード・アップロード中だけ悪化する家庭内の通信量とルーターの待ち行列
pingは普通なのに位置が巻き戻る発生時の詳細なネットワーク表示
通信は安定しているのに画面がカクつくフレーム時間とPC側の処理負荷

通信の矢印の横に出る割合は、単純なパケットロス率ではありません。通信の問題で処理に間に合わなかったtickを表すため、詳細表示でロスとジッターを分けて確認します。2024年11月12日の公式更新 で説明されています。

無理のないping上限とサーバーを選ぶ

設定 → ゲームのマッチメイキングで許容する最大pingを確認します。例えば近隣サーバーで普段35〜45msなら、50〜60msから比較してみます。これは試すための目安です。極端に低く設定しても経路は改善せず、待ち時間が長くなることがあります。次の試合前に変更し、結果を比較しましょう。

遠い地域の人とパーティーを組んでいる場合は、ソロとの違いも確認します。コミュニティサーバーでは複数の運営元を試してください。近い国でも経路がよいとは限りません。Skinoryでは国やモードで絞り込めますが、自分の回線からのpingはゲーム内で確認する必要があります。

同じモードのサーバーを比較し、接続が安定するアドレスを保存しましょう。

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有線LAN・Wi-Fi・家庭内の通信を確認する

ルーターへの有線接続を試すと、無線の干渉をほかの原因から切り分けられます。Steamサポートも有線での確認を案内 しています。有線で直る場合は、ルーターの近くと普段の場所、無線中継器の有無を比較します。

ルーターの再起動は試合外で一度試します。再発するなら、毎ラウンド再起動するより発生条件を記録してください。有線でも不安定なら、別のLANポートや正常なケーブルで比較します。設定を変更する前に、元の値を保存しておきましょう。

大きな通信中だけpingが跳ねる場合

通信していない状態、ダウンロード中、アップロード中を比べます。ルーター内の待ち行列が長くなる「バッファブロート」が原因の場合、対応機種のSQMで改善することがあります。まずは機種の説明書を確認してください。OpenWrtのSQM説明 も参考になります。

負荷テストは対戦中に行わないでください。家庭内で通信していてもゲームの引っかかりが減り、ほかの用途にも支障がないかで判断します。ルーターを設定できないなら、バックグラウンドアプリの通信速度制限から試します。速い回線プランを契約する前に、この比較を行いましょう。

バッファリングは必要な分だけ使う

ゲーム設定にあるパケットロスやジッター向けのバッファリング項目で、元の値を控えます。通信による引っかかりがあるなら1段階増やし、同じサーバーで再確認してください。改善があるときだけ採用します。安定した回線で念のため最大にする必要はなく、遠いサーバーへの経路そのものを短くする設定でもありません。

Windowsで家庭内と外部回線を切り分ける

  1. コマンドプロンプトでipconfigを実行し、使用中の接続のデフォルトゲートウェイを確認します。
  2. ping -n 50 GATEWAY_IPのGATEWAY_IPを、そのアドレスに置き換えて実行します。別にping -n 50 1.1.1.1も試します。
  3. 問題が起きた時間に両方を再実行します。これは比較用のICMPテストで、ゲームサーバーへの経路そのものの測定ではありません。1.1.1.1に問題がなくても、CS2への接続が正常とは限りません。

引数の意味はMicrosoftのpingリファレンス で確認できます。ルーターがICMPに応答しない場合、タイムアウトだけではラグの原因を特定できません。

IPが分かるコミュニティサーバーでは、ポート番号を除いたアドレスを使ってtracert -d SERVER_IPの結果を保存します。途中のホップの「*」だけではゲーム通信の損失とは断定できません。応答しないルーターもあります。Microsoftのtracert説明 を参照してください。

DNS・VPN・古いコマンドで期待しすぎない

  • DNSの変更だけでは、確立済みのゲーム通信の経路は変わりません。 DNSのみの利用とトンネル通信は別の機能です。Cloudflareの説明 で違いを確認できます。
  • VPNやゲーム向けトンネルは比較して判断します。 改善する経路も、遅延が増える経路もあります。同じサーバーで有効・無効を比べてください。
  • Steamのダウンロード地域はコンテンツ配信用です。 マッチメイキングの地域を直接選ぶ設定ではありません。Steamの説明 を確認してください。
  • 昔のautoexecを丸ごとコピーしないでください。 cl_interp、cl_updaterate、-tickrate 128などをまとめて入れても、通信遅延が一律に改善するわけではありません。現在のクライアントで各設定の用途を確かめます。
  • 数msの改善をうたう手順で、保護機能を無効にしないでください。 接続できない場合は対象アプリの権限を確認し、FPS低下は別の問題として調べます。

回線事業者に相談するときに残す情報

有線で、ほかの通信を止めても再現するなら、地域と回線事業者、日時とタイムゾーン、サーバーや対戦地域、通常時と問題時のping、テレメトリの画像をまとめます。朝と夜の差や、ほかのサーバー・端末でも起きるかも記録してください。

スマートフォンのテザリングなど別回線の短いテストも、原因を絞る手がかりになります。ただし複数の条件が同時に変わるので、それだけで自宅の回線事業者が原因とは断定できません。特定のサーバーだけなら、その運営者にも同じ記録を伝えます。効果を再現できた変更だけを残しましょう。

よくある質問

CS2では何msなら快適ですか?

実用上の目安では30ms未満はかなり低く、30〜60msは比較的快適で、100msを超えると遅延を感じやすくなります。Valveの合格基準ではなく、安定性やサーバーまでの距離も重要です。

pingが20msなのにカクつくのはなぜですか?

発生時のネットワーク表示とフレーム時間を比べてください。平均pingだけでは判断できません。通信設定と描画設定を同時に変えず、別々に調べます。

ギガビット回線にすれば改善しますか?

必ずしも改善しません。家庭内の通信がある状態とない状態を先に比較してください。空いている回線でも問題があるなら、速度プランの変更だけで直るとは言えません。

pingを下げる万能コマンドはありますか?

ありません。接続先と家庭内ネットワークの確認から始めましょう。クライアント設定で、サーバーまでの物理的な距離を縮めることはできません。

夜だけ悪化する場合は?

同じサーバーで朝と夜の測定を数日分残します。夜の測定は有線で家庭内の通信を止めて再確認し、それでも続く場合は回線事業者に比較結果を伝えてください。

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